金剛山 ひとり登山 安全登山ルート紹介まとめ
(2026年4月9日更新)

金剛山は豊富な登山ルートと「回数登山」で知られる関西屈指の人気の山です。関西にお住まいの方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。初めて金剛山を訪れる際、どの登山ルートを選べばよいか迷うこともあるでしょう。特にひとりで登る場合は、安全性を考慮して適切なルートを選ぶことが重要です。
この記事では、私自身の登山経験をもとに、安全性の観点からおすすめのルートを紹介します。詳細な地図やルート、分岐点、取付き点の写真は、記事内のリンクからご覧ください。金剛山の魅力を存分に楽しめるよう、安全で楽しい登山の情報を今後も発信していきます。
| この記事でわかること |
|---|
| ・金剛山の豊富な登山ルートの概要がわかる ・自分の経験や体力に合った登山ルートの参考になる |
金剛山について
金剛山は、大阪府と奈良県の境を南北に縦断している金剛山地の主峰です。日本二百名山に選定されています。最高峰は奈良県の葛木岳、標高1125mのです。金剛山は葛木岳、湧出岳、大日岳の3峰からなる山です。湧出岳の南側には、大阪府最高地点(標高1056m)があります。
「ひとり登山」の方のために安全性でルートを分類しています。登りタイムや標高差は金剛山的にアレンジしています。
| ルート | ひとり登山 | 登りタイム (時間) | 標高差 (m) | 体力 | 経験 |
| 金剛山的-入門 | 安全(大阪府推奨) | 1.5~2.0 | 450~500 | ||
| 金剛山的-初級 | 安全で楽しい | 2.0~2.5 | 450~600 | ||
| 金剛山的-初中級 | 安全で体力必要 | 2.0~3.0 | 500~600 | 必要 | |
| 金剛山的-中級 | 危険箇所あるが楽しい | 2.0~3.0 | 500~1000 | 必要 | 必要 |
| 金剛山的-上級 | ひとり登山は危険 | 2.0以上 | 500~1000 | 必要 | 必要 |
| 登山禁止ルート | 禁止 | - | - |
大阪府が推奨しているルートは千早本道・伏見峠(念仏坂)・ダイトレの3ルートです。
これ以外の登山ルートは私有地いわゆる「勝手道」になります。
登山のマナー(木やルートを傷つけない、落書きしない、ゴミのポイ捨てをしない、たき火しない)を厳守しましょう。
金剛山的-入門者 ひとり登山ルート紹介
ひとりでも道迷いがなく、安全なルートです。他の登山者も多く、安全のための推奨ルートです。
雪が積もっている場合は、アイゼンを装着して登りましょう。雪のない時期は履きなれたスニーカーで動きやすい服装で大丈夫です。本格的な登山グッツは必須ではありません。しかし自然の山には変わりありませんので、次の道具は必ず持っていきましょう。
| どんなルートであっても必ず持参する持ち物はこれ! |
|---|
| ①転倒防止のため荷物はリュックに ②十分な水と移動食 ③天候が急変することもあるため雨具(レインコート) ④秋の下山遅れの緊急時のためLEDライト(ヘッドライト) ⑤電波検索のため都市部よりもスマホの電池の減りが早いためモバイルバッテリー |
千早本道
「本道」という名がつくぐらい定番で、山頂直結のルートです。小学生の子どもさんでも楽しめます。登山道のほとんどが階段です。金剛山が初めての方は、まずはこのルートで登ってみるのが良いでしょう。家族ずれで親子三代でわいわい登られている方もいます。分岐がなく道迷いの心配はない。登山道両脇に柵がしてあり安全。登山者が多く有事の際、安心です。挨拶を交わしながら、心がオープンになります。今何合目かの標識あり、これが子どもさんのモチベーションを上げてくれます。途中休憩場所、ベンチがあります。分岐がなく道迷いの心配はない。スニーカーでも登山可能。積雪時はアイゼンが必要。
●富田林駅から金剛ふるさとバス、金剛登山口下車、平日/土日祝日1時間に1本
河内長野駅から南海バス、金剛登山口(千早本道口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~800円
●山頂と登山口の様子はライブカメラで確認することができます。
伏見峠(念仏坂)
ちはや園地でキャンプされる方がよく登られているルートです。
山頂の手前にちはや園地があり、休憩場所、トイレ、ベンチ、遊具、軽食、花の遊歩道、キャンプ場、ミュージアムがあります。
ちはや園地では太陽観察や野鳥観察などのイベントをやっており、大人から子どもまで楽しめます。
冬は家からプラスチック製のそりを持参し、ちはや園地の広場でそり滑りをします。登山+山遊びをするならここ「ちはや園地」がお勧めです。
分岐がなく道迷いの心配はない。スニーカーでも登山可能。積雪時はアイゼンが必要。
登山道はコンクリートで固めた坂道です。道幅が広く、たまに業務用の専用車が通ります。
2024年8月から2025年12月頃までちはや園地付近の香南荘解体工事の為、通行に注意です。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
●ちはや園地の様子はライブカメラで確認することができます。
水越峠(ダイトレ)
距離はあるが、安全で道迷いしない、階段、尾根歩きが楽しめるルートです。
アスファルトの林道を登りダイトレ入口ゲートへ入る。距離があるルート。長い林道を40分位歩いた後、左の立派な橋を渡って登山道へ入る。階段あり、スロープありでバランスがよい。登山道は整備されており、案内板も充実。途中トイレはありません。
見晴らしのよい場所に休憩ベンチあり。奈良や大和葛城山の景色が堪能できる。山頂を奈良側から回り込む形で、一ノ鳥居にでる。鳥居をくぐって山頂を目指す。
●駐車場あり無料。バス運行なし。
金剛山的-初心者 ひとり登山ルート紹介
ひとりでも地図があれば道迷いがなく、比較的安全なルートです。急登があったり、距離が長かったりと少々体力が必要です。自然をより近くに感じられるルートです。
| この登山ルートは私有地いわゆる「勝手道」になります |
|---|
| ・植物や道標を傷つけない ・木や岩にマーキングしない ・ゴミのポイ捨てをしない ・たき火をしない |
寺谷ルート
短時間で登山できる人気のルートの1つです。遊歩道に合流します。
百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に取付きがあります。取付きに入ってすぐ分岐を右に行くと寺谷ルート。木に「→」がスプレーされてます。ちなみに、分岐を直進すると文殊東尾根(通称ハードコース)ですので注意。
沢に沿ってなだらかに登り、最後は急登になります。沢と林と野草を堪能できます。
分岐がなく道迷いの心配はありません。途中休憩場所、水場、ベンチがあります。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
文殊中尾根ルート
木の根の階段を一気に登り、尾根をなだらかに登る自然あふれたルート。遊歩道に合流します。通称「あなぐま」と呼ばれています。
百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に取付きがあります。分岐が少ないので目印(テープ)を見ながら登りますが、ほぼ道迷いの心配はありません。途中休憩場所、ベンチがあります。トイレはありません。
だたし、下山で利用する場合は道迷いの心配あります。別記事で詳細をチェックください。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
久留野峠ルート
久留野峠経由、ダイトレを歩くルート。
府道705号線の突き当りに取付きがあります。沢沿いに急勾配の林道が続く。途中分岐を直進すると久留野峠、左に進むとダイトレへ合流します。林道は広く安全でわかりやすい。人が少ないので、ゆっくり沢の音を聴きながら楽しめます。
途中、トイレはありません。ダイトレに入るとベンチがところどころにあります。その先にちはや園地があります。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
金剛山的-初中級者 ひとり登山ルート紹介
山頂までの距離が長いですが、比較的安全なルートです。体力が必要です。自然をより近くに感じられるルートです。この登山ルートは私有地いわゆる「勝手道」になります。
| この登山ルートは私有地いわゆる「勝手道」になります |
|---|
| ・植物や道標を傷つけない ・木や岩にマーキングしない ・ゴミのポイ捨てをしない ・たき火をしない |
ババ谷ルート
文殊中尾根より登山者が少ないルートです。
ババ谷の駐車場があります。または、金剛山(伏見峠口)バス停から来た道を5分ほど戻ると、右側に取付きがあります。沢沿いに平坦な道が続く。やがて2つの沢が合流している4つの分岐点に。左の沢伝いのルートが安全でわかりやすい。沢が終わると、長い急登を登り、文殊中尾根ルートに合流します。沢、急登を堪能できます。
途中、ベンチがあります。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
黒栂谷ルート
金剛登山口から出発するルートでは、少し距離のあるルート。
千早本道を超えて沢沿いに長い林道を歩き、突き当りの分岐点まで登る。分岐点を左に入る。(右はカトラ谷ルート。)小さな沢を渡ると急登を登り、青崩ルートのセトに合流します。登山道は少し荒れていますが、沢、急登を堪能できます。セトにベンチがあります。セトからは山頂への道は真っすぐです。鳥のさえずりが良く聞こえます。
途中、トイレはありません。
●富田林駅から金剛ふるさとバス、金剛登山口下車、平日/土日祝日1時間に1本
河内長野駅から南海バス、金剛登山口(千早本道口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~800円
細尾谷ルート(シルバールート)
沢を渡ったり、沢を登ったり、冒険(アドベンチャー)要素がある楽しいルート。遊歩道に合流します。
百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に取付きがあります。取付きの細い滝が美しい。滝の右側を登ります。しばらく歩いて分岐(右)で丸太橋を渡ります。沢を横切ったり、沢の中を歩いたり、沢沿いを歩きます。防水効果のある登山靴がおすすめです。やがて、沢の水がなくなり、谷を登っていきます。最後の休憩場ベンチがあります。左に折れ、急な坂道をトラロープを持ちながら登ります。
踏み跡があり道迷いの心配はありません。途中、ベンチ、水場があります。沢の中に設置されているベンチがあります。心が洗われる思いです。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
細尾谷ルート(シルバールート)-派生
最後の休憩場ベンチがあります。ここを左に折れず、直進します。やがて遊歩道に合流します。
馬の背ルート
自然を堪能したいならこのルート。遊歩道に合流します。
百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に取付きがあります。取付きの細い滝が美しい。滝の右側を登り、しばらく歩いて丸太橋を渡らずに分岐を左です。分岐のあとはしばらく急登です。
やがて、開けた林から尾根へ登りが続く。尾根から蜜林へ。蜜林の中を木の根の階段を登ります。沢、急登、尾根、林を堪能できます。
分岐が1つあります。途中、切り株のベンチがあります。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
カタクリ尾根ルート(左側)
春の「カタクリの花」を観るならこのルートが一番近い。遊歩道に合流します。
遊歩道に合流し右に行くと、カタクリが咲く「季節の谷」です。
百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に細尾谷ルートの取付きがあります。細尾谷ルートの取付きから滝の右側を登りしばらく歩くと分岐があります。左の丸太橋を渡ります。(左は馬の背ルート)。しばらく歩いて木に「◎」が書いてあるところ。右の沢を渡ります。直ぐに分岐があります。分岐を左に行くとカタクリ尾根ルート(主)です。右もいずれカタクリ尾根ルートに合流します。私は左に行くことをお勧め。細尾谷の沢の音が登るたびに小さくなっていく様子が感じれるからです。急登を登り、細尾谷を左に尾根を歩きます。尾根の風が気持ちいいです。春は「季節の谷」に咲くカタクリの花、秋は紅葉が楽しめます。カタクリ尾根ルートには分岐がなく道迷いの心配はありません。最後、遊歩道に合流する前は、急登です。
途中、休憩場、ベンチ、水場はありません。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
かたくり尾根ルート(右側)
木に「◎」が書いてあるところを右に、沢を渡ります。すぐに分岐があり、右に行くと派生ルートです。途中大きな倒木をまたぎ、古びた堰堤跡を登っていくと分岐があります。踏み跡のある左の急登を登るとカタクリ尾根ルートに合流します。
青崩道
水越トンネル手前にあるトイレの裏が登山口です。山頂に直結しています。
道迷いしない1本道。距離があるルート。最初は階段が続き、あとはなだらかな尾根歩き。途中トイレはありません。初夏にはヤマアジサイが楽しめます。下山ルートとしてもよく利用されているようです。
●駐車場あり無料。バス運行なし。
ガンドバコバルート
距離はあるが、安全で道迷いしない緩い坂道ルートです。
アスファルトの林道を登りダイトレ入口ゲートへ入る。途中で土の林道をひたすら歩いた後、突き当りまで緩い坂道を登る。分岐を左へ登山道へ入る。太尾塞跡から山頂方面に緩やかに登る。
途中トイレはありません。下山ルートにも適している。
●駐車場あり無料。バス運行なし。
金剛山的-中級者 ひとり登山ルート紹介
一部危険個所があったり、道迷いしやすいルートです。
ひとり登山の場合、足元に注意したり、人が多い時間帯に登るなど、身を守りましょう。これこそ登山と感じられるルートです。この登山ルートは私有地いわゆる「勝手道」になります。
| この登山ルートは私有地いわゆる「勝手道」になります |
|---|
| ・植物や道標を傷つけない ・木や岩にマーキングしない ・ゴミのポイ捨てをしない ・たき火をしない |
文殊東尾根ルート(ハードコース)
急登を初めて体験するならこのルート。
百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に取付きがあります。取付きに入って直進すると、文殊東尾根ルート。取付きに入って右に行くと寺谷ルート。段差のある階段や、木の根の急登を15分ほど登り、文殊中尾根に合流します。
分岐がなく、ほぼ道迷いの心配はありません。文殊中尾根に合流すると休憩場所、ベンチがあります。トイレはありません。
あまり人がいないので静かな登山を、ゆっくり休憩しながら楽しめます。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
松の木ルート
人が少な目、立派な松の木が堪能できるルート。六地蔵の道に合流します。
千早本道を超えて車止めゲートを右へ。ツツジオ谷ルートの取付きから入山。入山して3~5分位で左の急登が松の木ルート。この急登が少し危険。ストックより軍手をはめてよじ登ったほうが安全。尾根に出ると松の大木が3~4本ある。その後、急登が何度かある。ちょっとだけ沢、尾根歩き、急登が楽しめる。
途中、トイレはありません。木の丸太ベンチが数ヵ所あります。
●富田林駅から金剛ふるさとバス、金剛登山口下車、平日/土日祝日1時間に1本
河内長野駅から南海バス、金剛登山口(千早本道口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~800円
わさび谷ルート
わさび谷と言いながら尾根ルート。広葉樹が楽しめ秋は紅葉が楽しめる穴場ルート。
カトラ谷ルートに入って第1堰堤を超えてすぐに左の尾根の急登をのぼる。急登はきついが登りきると針葉樹から広葉樹(主にもみじ)が広がる。道も緩い登りに。道迷いしないように倒木でバリケードしてくれている。最後は青崩道に合流。途中トイレはありません。
●富田林駅から金剛ふるさとバス、金剛登山口下車、平日/土日祝日1時間に1本
河内長野駅から南海バス、金剛登山口(千早本道口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~800円
太尾西尾根ルート
ひたすら尾根を歩くルート。
水越トンネル手前にあるトイレから少し上ったで白い橋を渡り、2分位のぼり左に取付きがあります。道迷いしない1本道。距離があるルート。急登と尾根の繰り返し。黙々と登るイメージがあります。
途中トイレはありません。
●駐車場あり無料。バス運行なし。
太尾東尾根ルート
ひたすら尾根を歩くルート。
水越トンネル手前の右側の側道を進み、水越峠駐車場に車を停める。そこから水越峠方面に2分ほど歩くと右側に取付きがあります。道迷いしない1本道。途中で太尾西尾根に合流します。距離があるルート。急登もありひたすら登るルート。
途中トイレはありません。
●駐車場あり無料。バス運行なし。
香南荘尾根ルート
春の「フクジュソウ(福寿草)」や花々を観るならこのルートが一番近い。ちはや園地付近の「シャクナゲの道」に合流します。今は無くなった宿舎「香南荘」がある尾根でしたのでこの名前がついています。
百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に細尾谷ルートの取付きがあります。細尾谷ルートの取付きから滝の右側を登りすぐに分岐があります。右の急登を登ります。かなりの急登です。登りきると細い尾根。右側からの念仏坂の沢の音、左側から細尾谷の沢の音が両耳で聞こえる。しばらくするとまた急登。登りきるとロープウェイの鉄塔あと広場に出ます。さらに登るといよいよちはや園地の「シャクナゲの道」に合流します。春は花々が楽しめます。
フクジュソウはシャクナゲの道を下る方向に歩くと群生しています。
このルートは分岐がなく道迷いの心配はありません。
下山ルートとしては、細尾谷の合流前が急勾配であるため、慣れてない方は時間がかかってしまう。
●河内長野駅から南海バス、金剛山(伏見峠口)下車、平日1時間に1本 土日祝1時間に2本
●駐車場あり400円~600円
金剛山的-上級者 ひとり登山ルート紹介
ひとり登山は危険といわれるルートです。登山経験が必要です。
他の登山者に声をかけて一緒に登山するなど、複数人で行動するがよいでしょう。地図は必須です。この登山ルートは私有地いわゆる「勝手道」になります。
| この登山ルートは私有地いわゆる「勝手道」になります |
|---|
| ・植物や道標を傷つけない ・木や岩にマーキングしない ・ゴミのポイ捨てをしない ・たき火をしない |
ツツジヲ谷ルート
アドベンチャーであり、滑落事故も発生しているルート。六地蔵の道に合流します。
千早本道を超えて車止めゲートを右へ、ツツジヲ谷ルートの取付きに入る。腰折滝を左に巻いて登ると分岐。分岐を丸太橋を渡って右へ。岩のぼり、木くくり、沢歩き、急登などバリエーションに富んだルート。危険箇所数ヵ所あり。滑落事故も起きているので足元には注意。雨上がりは注意。特に冬場は天候によって行く行かないを判断した方がよい。登山道狭い箇所があり、落ちたら命とりの場所もある。岩場は軍手と使ってトラロープや木の根を握って注意してゆっくり登ろう。
冬には二の滝の氷瀑が堪能できる。氷瀑を見るために初心者がアイゼンなしで行き、怪我や滑落事故が起こっている。
タカハタ谷ルート
途中までつつじを谷と同じルートで、滑落事故も起きている。
もみじ谷現本流ルート
沢と紅葉を楽しみながら登るロングルート。転法輪寺の裏側に合流します。狼谷よりも登山者が多い気がする。
水越峠からダイトレに入り、長い林道を40分位歩いた後、立派な橋(ダイトレ方面)を渡らず、少し過ぎて、ピンカーブのところが取付け点。沢を下るように降りて渡る。沢沿いの堰堤を3つこえると、ケルン(積石)が現れる。ケルンが分岐点。ケルンを沢沿いに左に行くともみじ谷ルート。右に行く狼谷ルート。ケルンを左に進むと第4、5堰堤を超えると分岐点。この分岐を左に行くともみじ谷一般ルート(上級者向け・一ノ鳥居方向)。今回は右のもみじ谷本流ルートへ。氷瀑で有名な6つ目の堰堤(第6堰堤)を超える。堰堤越えは滝に向かって左からトラバースする。補助ロープをつたって急勾配をよじ登り、狭い道(幅30cm)を通過する。第6堰堤のトラバースは2025年春に枯れ木が谷に崩落し、補修がされているが、以前より危険度が増している。右側の堰堤底に滑落する危険があるので慎重にトラバースする。第6堰堤を超えると「龍の木」が待っている。しばらく行くと分岐点。この分岐を左に行くと「もみじ谷旧本流ルート」。今回は右の「もみじ谷新本流ルート」へ。踏み跡を確認しながら沢を登る。ピンクのテープをチェックしながら進む。最後、急登で山頂の売店の裏に合流する。
もみじ谷旧本流ルート
沢と紅葉を楽しみながら登る、もみじ谷現本流ルートより体力的にきついロングルート。葛城神社の裏側の野鳥に餌場に合流します。分岐がたくさんあり、踏み跡もはっきりしていません。地図は必須です。
水越峠からダイトレに入り、第6堰堤を超えると分岐点。この分岐を右に行くともみじ谷現本流ルート。今回は左のもみじ谷旧本流ルートへ。小さい滝をロープで登る。滑らないように注意。しばらく進むと分岐点。踏み跡の濃い右方向に進む。左は上級者向けのルート。最後、左のざれた斜面をロープをつたい急登を登る。登り終わるとさらに細い笹道の急登。野鳥に餌場に到着。餌場から右は通行止めの為、左に進み一ノ鳥居に出て、葛城神社の前を通って山頂方向へ。
カトラ谷ルート
2023年6月3日情報:6月2日の集中豪雨により登山道の状況が分からない。あくまでも自己責任であるが、危険個所が多いこのルートは選択しないほうがいいだろう。
春のニリンソウ群生地(通称「お花畑」)を通るルート。珍しい野草あり、滝がきれいだが、危険個所が多いルート。
千早本道を超えて車止めゲートを真っすぐ。林道を登り詰めて分岐を右へいくとカトラ谷。滝を巻いて登る、沢歩き、木をまたぐ、急な坂道、長いはしご、トラロープ、ゴムロープ、急登などバリエーションに富んでいる。登山道が狭く、登りが続き、対向者には気を使う。特に後半は危険箇所が連続してある。崩れている箇所もある。雨上がりや冬場は天候によって行かないほうがよい。
2023年4月28日時点の登山道一部崩落情報。
はしごを通過した後、写真のように、登山道幅約40cmのうち半分が崩落している。左は谷で6~7m。15cmほどの踏み跡があるので、それを崩さないように、ゆっくり通行しよう。上にトラロープもあるがあまり体重掛けないようにしましょう。雨の日や雨上がり、雨上がり翌日は土が柔らかくなっているので、このルートは避けたほうが良いです。

登山禁止ルート

妙見谷ルート
2017年の台風の影響で登山道が荒れており、登山禁止になっている。ババ谷から近いので、ババ谷で下山する際は妙見谷方向に行かないように地図を確認しながら下山しよう。
地蔵尾根ルート
百ヶ辻入ってすぐを右に取り付けがあり、登山禁止になっている。草木や笹がうっそうとしており、ルートが分からない。
ルートの手書き地図
登山口からの手書き地図です。距離や方角などは不正確ですのであくまでも参考にどうぞ。正確な地図はスマートフォンのアプリ(ヤマレコ、ヤマップ)を併用すこのもよいでしょう。
金剛登山口からの登山ルート手書き地図

金剛山(伏見峠口)からの登山ルート手書き地図

水越峠からの登山ルート手書き地図

青崩からの登山ルート手書き地図

奈良県側からの登山ルート手書き地図

金剛バス廃業による影響
2023年12月21日時点情報
金剛バスは2023年12月20日をもってバス事業を廃業し、2023年12月21日以降は金剛ふるさとバスで運行されますが、廃止路線もありますので注意ください。
・富田林駅から金剛登山口へは千早中学校前でバス乗継ぎで行ける。(現状維持)
金剛山(伏見峠口)へ行くには金剛登山口(千早本道口)から南海バスに乗継いで行く。
・富田林駅から金剛山(葛城登山口・水越峠)へはバスで行けない。(廃止)
⇒代替交通手段は自家用車、バイク、自転車で行く。
2023年6月2日の集中豪雨による影響
2026年3月1日時点情報
山頂(国見広場)に一部崩落によりバリケードが張られています。
山頂(国見広場)の様子
山頂(国見広場)は立入禁止バリケードと地割れがあります。絶景の見えるコンクリートの特等席(ベンチ)には座れません。2024年7月14日現在も雨除けのブルーシートが敷かれ続けており、痛々しい様子です。地割れはブルーシートの下にあります。
ライブカメラは動作しています。
国見広場にあるサカナクションの「金剛登山の石の記念碑」は崖崩れから逃れるため、2023年9月28日に時計台の前へ移動しました。




葛城神社の裏道の様子
葛城神社の裏道があります。ここもがけ崩れのため通行止めになっています。ほとんど足場がありません。

まとめ
登山による事故は自己責任です。大阪府が推奨しているルートは千早本道・伏見峠(念仏坂)・ダイトレです。
また、安全面から「ひとり登山」は推奨されていません。逆に「ひとり」だからこそ楽しめること(自由な時間・ちょっとした寄り道ができる)がたくさんあります。安全と楽しさのバランスを考えて山行計画を立てましょう。
各登山ルートの経路や風景を写真で紹介していますが、山の様子は季節や天気や時間によって変わるものです。実際に足を運んで、山の良さを五感で味わってもらいたいと思います。


