金剛山山頂の売店・食堂の最新ガイド おすすめは?

金剛山山頂の売店。夫婦の関係は諸行無常にならって。ひとり登山

Last Updated on 2023年11月24日

金剛山の山頂に昭和時代の面影を感じさせる売店と食堂。まるで山頂のオアシスのような存在です。
この記事では、その売店で販売されている商品と価格を詳しくまとめました。さらに、最新の情報もお届け。私が見たり聞いたりした売店周辺の設備についても最新の情報をお伝えします。
金剛山に登山する際、このガイドを参考にしていただければ幸いです。山頂での一息やお土産選びがより楽しくなることでしょう。

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販売品について

値段はふもとの街と比べるとやや高いです。これは仕方ありませんね。売店では、うどんなどの軽食、即席麺、ビール、お菓子、アイスクリーム、記念品などが販売されています。食堂もあり、売店で買ったものを飲食することができます。
登山グッズ販売で有名なmont・bell(モンベル)も食堂一角にあります。
なお、この情報は、2023年11月時点の情報です。情報は随時更新していく予定です。

飲料(店内)

店内で売っている飲み物です。缶ビールは冷水に浸っています。これがたまらない。夏登山ではつい買ってしまいます。ノンアルもあるので運転手の方も寂しくないですね。

商品価格コメント
ホットコーヒー500円金剛山の水を使用しているそうです
アイスコーヒー500円夏季のみ
コーヒーフロート700円
ビール  ロング缶600円あさひスーパードライ
キリン一番搾り
ビール  レギュラー缶450円あさひスーパードライ
キリン一番搾り
モルツ
ビール  ミニ缶350円あさひスーパードライ
キリン一番搾り
モルツ
金剛山 ビール850円ブランドでしょうか
ビン 330ml
瓶ビール700円生中
600円生小
CHOYA ウメッシュ350円
日本酒450円ビン
500円缶・辛口
ノンアルビール250円サントリー ALL FREE
キリン PERFECT FREE

飲料(店外)

自動販売機が4台あり、ざっとこんなものがあります。

商品価格コメント
ポカリスエット200円前後
水(天然水)200円前後
お茶ペットボトル220円前後500ml
炭酸水200円前後500ml
みっくちゅじゅーちゅ180円前後
ひやしあめ180円前後
キャラメルミルク180円前後
じっくりコトコトコーンスープ180円前後
ココア200円前後
はちみつレモン200円前後
カフェラテ200円前後
缶コーヒー200円前後

食物

カップヌードルを食べている人が多いです。店の外のベンチで食べることもできます。

商品価格コメント
カップヌードル400円醤油・カレー・シーフード
お箸付き
どん兵衛400円天ぷらそば・きつねうどん
お箸付き
辛麺400円お箸付き
リゾッタ800円カレー・コーン・五目
おにぎり200円鮭・昆布 温かいです
豚まん(蓬莱)400円さすが大阪
きつねうどん700円器もの
たぬきそば700円器もの
おでん700円器もの
ぜんざい700円器もの
ざるそば700円器もの(夏季のみ)
ざるうどん700円器もの(夏季のみ)
割りばし5円

嗜好品

子どもが喜びそうです。

商品価格コメント
ソフトクリーム450円・バニラ味
・JAPAN PREMIUMシリーズ
 季節により別味あり。2023年11月23日はチョコでした。
(あまおう苺、なし、白桃、ラムネ、ブルーベリー、マロン、チョコ、ラテ、グレープなど)
お菓子150円~
200円
プリッツ、ハイチュウ、ポッキー、板チョコ、じゃがりこなど
菓子パン250円2~3種類

記念品

登山の記念に残る一品。「金剛山」のロゴがプリントがされてます。

商品価格コメント
スタンプ台紙と
登頂記念バッジ(青)
600円金剛山初登頂(1回目)は売店でスタンプ台紙を買って、
捺印場でスタンプを押してもらいます
スタンプ台紙のケース300円
あしあと靴バッジ600円
七宝山バッチ600円
金剛山Tシャツ1500円
速乾Tシャツ3300円背中に「ちゃうねん、ただお山にいきたいねん」をプリント
手染めてぬぐい1650円

金剛山売店について

店内はアットホームな雰囲気です。ルールを守って使いましょう。

  • 定休日は毎週金曜。
  • 営業時間は月曜日~木曜日は9:30~14:30。土日祝は8:00~15:30。
    荒天の場合は早くに閉店、または休業する場合もあります。
    れんげ大祭(毎年7月7日)の日は営業しているようです。
  • 支払い方法は現金、Paypay、楽天Pay、d払い、mPay、auPAY、ApplePayです。
    QRコードをスキャンして、金額を入力し支払います。
    クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover)も使えます。
    ほかに楽天Edy、nanaco、WAON、Suica、toICa、PASMO、ICOCA。
  • フリーWIFIが使えます。SSIDはDoSpot-FREEです。
  • 店内はオール持ち込みは禁止で、何か一品でも買って、家から持ってきたものを店内で食べる場合はOKです。
    例えば、カップラーメンを店で買って、店内で食べるついでに、家から持ってきたお菓子やコーヒーを飲食するのは構わない。
  • 冬場はアイゼンを取り外して入店しないといけません。
    少し面倒ですが、床が傷ついてしまうので、理解のほどをお願いします。
  • 冬場、食堂の大きなストーブに火が入ります。火のありがたさを感じます。
  • 店内での着替えや自炊は禁止です。
  • 無料の飲料水はありません。自動販売機で「〇〇水」を買いましょう。

金剛山売店の外にある設備

売店の外には面白い設備があります。

  • ライブカメラ
    国見広場にライブカメラ(生配信)リアルタイムでネット上に配信されています。
    併せて、スナップ写真(10分毎)が撮影されます。
    撮影された写真はインターネットにアップロードされます。24時間経つと次の日の同時刻の写真に置き換えされるので、その日のうちにパソコンやスマホにダウンロードしておくのが無難です。
    <ライブカメラのURL>
    http://www.kongozan.net/live/live_f.html
    <ライブYoutubeのURL>
    https://www.youtube.com/channel/UCgZl3r4RcelbiD7unKMZnWw
  • 捺印場
    1日に1回1スタンプ押してもらえます。登頂5回(赤色)、10回(銀色)、50回(黒色)、100回(金)で記念バッジが無料でもらえます。営業時間は6:00~19:00です。
    1枚に10個まで捺印できます。いっぱいになったら更新料(金剛山錬成会員500円、会員でない方600円)を払うと新しいスタンプカードが手に入ります。
  • 200回以上登拝者名の掲示板
    金剛山錬成会員で200回以上登拝した人の名前が掲示されています。1万回以上の方もおられます。掲示は本人の希望です。掲示内容も自由です。一般的には○○市、氏名です。金剛山錬成会員の入会条件は2023年4月現在、年会費6000円、50回以上登拝した人です。
    少し離れたところに、100回以上登拝者名や50回以上登拝者名の掲示板があります。
  • トイレ(冬場は暖房がつきます)。あくまでも水回りの凍結を防ぐもので、温度設定も低めです。
  • 南海バスのバス停。時刻表が書いてあるが、バスは山頂までは来ません。
  • 遊具。ブランコ、ブラブラ、鉄棒。
  • 緑の公衆電話。現金・テレフォンカードが使用可能。
  • 金剛山錬成会員専用の更衣室2部屋。
  • 石蛙。六匹の蛙で「むかえる」
  • 自動販売機。飲料4台とカップヌードル1台があります。
    売店が閉まっているときに、カップヌードルの自動販売機(割りばし付き)は重宝します。
    カップヌードルの自動販売機の商品は5つ(しょうゆ、シーフード、カレー、どん兵衛うどんきつね、どん兵衛うどん天ぷら)。
  • カップラーメン用の残り汁入。
    その辺に残り汁を捨てると、自然にとっては異物なのでよくない行為です。
    トイレの手洗い場には捨てないように。トイレの浄水機能が壊れてしまいます。家に持って帰るか、残り汁入れに捨てましょう。
  • アルミ スチィール 勘だめし
    くっついたらスティール缶。「無理やり・・・」はユーモアがあります。
金剛山ゴミ分別
金剛山ゴミ分別
金剛山ゴミ分別
金剛山石蛙

私が思う売店のおすすめは

2つおすすめがあります。

1つ目はソフトクリームです。登山の達成感とともに最高のご褒美です。季節によって別味が増えます。例えば春だと「あまおう苺」、秋前は「ブドウ」など楽しめます。

金剛山のソフトクリーム
あまおう苺味のソフトクリーム

2つ目は店内に飾られた木板の詩「夫婦」です。この詩は葛城神社や夫婦杉のところにも掲示されています。
「二十代は愛で
 三十代は努力で
 四十代は我慢で
 五十代は諦めで
 六十代は信頼で
 七十代は感謝で
 八十代は一心同体で
 そしてそれからは空気のようなふれ愛で」
何度も読み返す。読んでいて心に沁みるものがあります。時とともに人の心は変わる。人間関係も夫婦関係も変わる。仏教の「諸行無常」。変わることは当たり前。それを表した詩。

金剛山の葛城神社にある詩「夫婦」

山のゴミは持ち帰りましょう

ゴミは持ち帰りください。いつまでも美しい金剛山に。

山で捨てたプラスチックゴミ。例えば、休憩中に食べた飴の包み袋や、パッケージを開ける時に切り落としたプラスチックの小さなゴミ。それはやがて雨で谷に落ち、沢から川へ。いづれ海へ。そして、ウミガメがそれを餌と間違えて飲みこみ、窒息死する。。。
「今ここ!」
全ては繋がっている。

山のゴミは小さなごみでも持ち帰りましょう。余力があれば、見かけたごみは1つでも自分のごみと一緒に持ち帰る。山の自然から見れば誰のごみでもない、異物にすぎないからです。

まとめ

大阪の街から近く手軽に登れる金剛山。売店には登山道の情報や落し物が集まります。金剛山の分からない事は売店の方が丁寧に教えてくださいます。標高1000mを超える山のてっぺんに、これだけの設備や物がそろっている売店は数少ないでしょう。

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