金剛山登山ルート 千早本道 初心者ならこのルート

(2024年11月1日更新)

金剛山登山ルート(千早本道)

大阪府と奈良県の県境にある日本二百名山の1つ金剛山。その金剛山の登山ルートを紹介します。
参考にしていただければ幸いです。

はじめに

登山中はスマホの電波が届かない場所が多いです。ですから、今ご覧になっているルート案内記事は登山前にダウンロードしておくことをお薦めします。そうすると登山中にオフラインで見ることができます。
本記事は2024年11月時点の記事になります。登山道は自然災害や規制などで様相が変化します。更新は随時行います。

千早本道

「本道」という名がつくぐらい定番で、山頂直結の王道ルートです。小学生の子どもさんでも楽しめます。登山道のほとんどが階段です。金剛山が初めての方は、まずはこのルートで登ってみるのが良いでしょう。家族ずれで親子三代でわいわい登られている方もいます。分岐がなく道迷いの心配はない。登山道両脇に柵がしてあり安全。登山者が多く有事の際、安心です。挨拶を交わしながら、心がオープンになります。今何合目かの標識あり、これが子どもさんのモチベーションを上げてくれます。5合目に休憩場所、トイレ、ベンチ、あずまやがあります。

千早本道地図

緑線のルートは寄り道ルートですが、金剛山の天然のブナ林や花が楽しめます。黄緑ルートは最短ルートです。

千早本道コースタイム参考値

標高差:550m
道のり:2.7km(国土地理院発表)
時間:2時間18分(国土地理院発表・休憩なし)

千早本道案内

地図番号⓪ 登山口

金剛登山口から出発。山の豆腐「まつまさ」めがけて坂道を登ります。車は通れますが狭い道です。登山者に注意して運転しましょう。途中にトイレがあります。簡単なストレッチなどして登山の準備をします。

地図番号① いよいよ入山

お店が見えてきました、左方向に「まつまさ駐車場」があります。駐車料金は平日600円、土日祝は800円、正月は1000円。登山口から一番近い駐車場です。少し離れたところだと500円のところもあります。トイレも済ませて山に入りましょう。

金剛山登山ルート(千早本道)

正面に「mt.KONGO」看板。この空間には机といすがあり集合場所に使えそう。豆腐のまつまさのライブカメラがここを映し配信しているようだ。千早本道は右です。左にもきれいな舗装道が続いています。そちらにも登山道はありますが、初心者向きではありません。また、別のブログで紹介します。

登山道入り口です。手前には靴を洗うためのブラシを水があります。薄暗い雰囲気ですがここを登ってゆきます。

金剛山登山ルート(千早本道)

左側通行のようです。

金剛山登山ルート(千早本道)

楠木正成の落ちない城で有名な千早城跡に通ずる道です。こちらを登って千早城跡を見物した後、そのまま進むと2合目に合流します。

しばらく坂道が続いた後、階段が現れてきます。この階段を登りきると2合目です。

地図番号② 2合目

2合目の看板が出てきました。ここは千早城へも立ち寄れます。広い休憩場所です。

こちらが千早城方面。階段を登って10分ほどで千早神社があります。寄り道にいかがでしょう。山頂はこちらの方向ではないので、戻ってくることになります。

ベンチもたくさんあります。

こちらもベンチ。山頂への道は階段が続きます。何段あるのでしょうね。

金剛山登山ルート(千早本道)

2合目休憩場を出発するとこんな場所があります。石の階段の横に木丸太の階段。そして道は曲っている。なんだか楽しい。

地図番号③ 3合目

しばらく行くと左に迂回路があります。

迂回路はやがて本道に戻ってきます。

3合目です。通過します。

地図番号④ 4合目

4合目です。ちょっと休憩。適当に座ります。

地図番号⑤ 5合目(トイレあり)

地図番号⑤
5合目。中間地点です。広めの休憩場です。簡易トイレも2機あります。

振り返るとあずまやがあります。屋根付きの休憩場です。寝そべるものいいかもしれません。

いわれはわかりませんが、ウルトラマンとバルタン星人の像が納めてあります。2等身でかわいらしい。

金剛山登山ルート(千早本道)

2機のトイレがあります。ありがたく大切に使いましょう。

地図番号⑥ 6合目

6合目。階段が直角に曲がっています。この辺り二の滝の近くで、滝の音が聞こえます。ツツジオ谷ルートの一の滝です。

6合目から7.5合目まできつい階段が続きます。

地図番号⑦ 7合目

さらに階段が続きます。分岐があります。右は直線、左は「く」の字に巻いて登ります。左が楽です。

そして合流します。

7合目まで来ました。山頂までもう少し。この辺りの階段が狭く、勾配がちょっときつい。

金剛山登山ルート(千早本道)

もうすぐ8合目まで来ました。フラットで広い道でやれやれです。

地図番号⑧ 8合目

8合目まで来ました。分岐があります。どちらも山頂に行きます。お急ぎの方は左の方向へ。ちょっと風景を楽しみたい方はまっすぐに進みます。新道とも呼ばれています。新道は勾配が緩やかで、春はヤマツツジやスミレ、夏は深緑、秋はもみじを楽しむことができます。

春の景色。ヤマツツジです。ブナの原生林です。太い木がたくさん生えています。

丸太の簡単なベンチ。ここから見える景色が大好きなんです。山々が重なって見えます。写真左の山側に小さな花がたくさん咲いています。春はスミレがきれいです。

地図番号⑨ 9合目

8合目でわかれてここで合流し、9合目です。そしてまた分岐。右は「近道」。左は「楽な道」。お好きな方にどうぞ。人生の分かれ道。でもどちらも山頂で合流します。

右の「近道」は階段がやや急です。

左の「楽な道」はゆったりとした階段です。今回はこちらで登ります。

史跡があります。もうすぐ山頂広場です。

山頂広場に到着です。

まとめ

金剛山にはたくさんの登山ルートがあります。中には危険なルートもあります。ひとり登山を安全性で分類し、それらをまとめた記事です。お役に立てていただければ幸いです。

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