Last Updated on 2023年12月4日
大阪府と奈良県の県境にある日本二百名山の1つ金剛山。その金剛山の登山ルートを紹介します。
参考にしていただければ幸いです。
伏見峠(念仏坂)
ひとりでも道迷いがなく、安全なルートです。他の登山者も多く、安全のための推奨ルートです。
冬の金剛山は雪が積もります。積雪期は12月から翌3月ぐらいです。雪の具合で登山口から積もっている場合もあります。いずれにせよ、この時期はアイゼンが必需品です。金剛山にはたくさんの登山道がありますが、積雪期は無理せず、安全なルートを選ぶのが賢明です。
山頂付近の「ちはや園地」は広場に雪が積もり、こんもりした高台からそり滑りができます。100円ショップで売っているプラスチックのヒップスライダーをもって行くのもよいでしょう。
伏見峠(念仏坂)ルート地図

伏見峠(念仏坂)ルートコースタイム参考値
標高差:470m
距離:4.1km
時間:2時間20分(休憩なし)

伏見峠(念仏坂)ルート案内

地図番号⓪
百ヶ辻(もがつじ)の登山道入り口です。冬ですが積雪はありません。この日は出店があり、アイゼンなども売ってした。出店は毎日出ているわけではないので、アイゼンの用意は事前にしておきましょう。登山開始です。

地図番号①
しばらく登ると路面が白くなってきました。アイゼンを付けるか迷います。

少し広い場所に出ました。真上を見上げるとロープウェイの架線が見えます。立入禁止はロープウェイの真下だからでしょうか。今は運休中です。おそらく、金剛山ロープウェイの営業の再開は見通しが立っていないようです。

地図番号②
何かの施設でしょうか。つららが見えます。ここから少し登りがきつくなる。

登りがしばらく続きます。その先には峠があります。

地図番号③
峠に出ました。ここは伏見峠です。ダイトレに合流です。左に曲がります。

しばらく行くと金剛山キャンプ場が見えてきます。その先にトイレがあります。ここから先、山頂までトイレはないのですましておきましょう。アイゼンを付けたままでも利用できます。

地図番号④
さらにしばらく行くと、ちはや園地が見えてきました。遊具があり、芝生広場があります。その先にロッジ(休憩場・自動販売機)があります。良い休憩場です。積雪時は一面、雪、雪、雪。昼間は子どもが大はしゃぎしています。写真中央のこんもりした高台からそり滑りができます。

ちはや園地を離れ、山頂に向かいます。途中、大阪府で一番高い場所です。周りにベンチあります。

地図番号⑤
一の鳥居です。ここから葛城神社の神域です。鳥居をくくりさらに登ります。

地図番号⑥
金剛山の山頂にある葛城神社です。標高1125mの場所はお社の裏にあります。

お社の模擬を奥に進むと、小高い部分があります。ここが、頂上(1125m)地点です。神域の為、立ち入り禁止になっています。

葛城神社からトイレや売店がある山頂広場に向かいます。下りです。

二の鳥居です。これで葛城神社(神域)を出たことになります。ここも急な下り坂。

山頂広場到着。毎年恒例、たくさんの雪だるまやキャラクタの雪細工が山頂広場のあちこちにあります。ミニさっぽろ雪まつりの様です。



まとめ
伏見峠(念仏坂)ルートの積雪期の様子を紹介しました。安全なコースですが、装備(アイゼン)は忘れずに、楽しみましょう。
金剛山にはたくさんの登山ルートがあります。金剛山へ行くことが初めての方は、どの登山ルートで登ればよいのか迷いますね。ましてや、ひとりで登山する場合は、なおさら安全性を考えてルート選びが必要ですね。自分自身の体験や所感をもとに、ひとり登山を安全性で分類それらを安全まとめたものが下の記事です。お役に立てていただければ幸いです。
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