金剛山登山ルート 文殊東尾根ルート 初めての急登を体験するならこのルート

(2024年8月23日更新)

金剛山登山ルート(文殊東尾根ルート)

大阪府と奈良県の県境にある日本二百名山の1つ金剛山。その金剛山の登山ルートを紹介します。
参考にしていただければ幸いです

はじめに

登山中はスマホの電波が届かない場所が多いです。ですから、今ご覧になっているルート案内記事は登山前にダウンロードしておくことをお薦めします。そうすると登山中にオフラインで見ることができます。
本記事は2023年11月時点の記事になります。登山道は自然災害や規制などで様相が変化します。更新は随時行います。

文殊東尾根ルート(ハードコース)

千早ロープウェイ前のバス停付近の百ヶ辻(もがつじ)が登山道入り口です。百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に取付きがあります。取付きに入って直進すると、文殊東尾根ルート。通称、ハードコース。段差のある階段や、木の根の急登を15分ほど登り、やがて文殊中尾根に合流します。
分岐がなく、道迷いの心配はありません。文殊中尾根に合流すると休憩場所、ベンチがあります。途中トイレはありません。装備はリュックサックと手には滑り止め付きの軍手です。トレッキングポールは急登にお勧めしません。傾斜角45度越えの急登ですから、体の重心を低くし、手で木の根や岩をつかみ、よじ登るイメージです。トレッキングポールはリュックに収納しておいて、文殊中尾根に合流したら使うがいいでしょう。
急登の終盤になると転法輪寺の神棚があります。安全に登れたことを感謝します。

文殊東尾根ルート地図

金剛山登山ルート。文殊東尾根ルートマップ

文殊東尾根ルートコースタイム参考値

標高差:450m
道のり:2.5km
時間:2時間25分(休憩なし)

文殊東尾根ルート案内

地図番号⓪ 登山口

金剛山の百ヶ辻登山口

千早ロープウェイ前のバス停付近にも自動車の駐車場があります。百ヶ辻(もがつじ)の登山道入り口です。この先たくさんの登山道分岐があります。寺谷ルートは文殊中尾根ルートの取付けを通過して5分ほど登ったところにあります。

文殊中尾根ルートの取付きを超えると、トチノキがあります。この辺りの沢はきれいです。

しばらく行くと水場があります。笹の葉を利用してなんだか面白い。それにしてもここから水が湧き出ていることが不思議です。

地図番号① 寺谷ルート取付け

先程の水場の裏側が寺谷ルートと文殊東尾根ルートの取付けです。来た方向と逆方向になだらかな12段ぐらいの階段があります。いよいよ入山です。

木に矢印(→)が書かれています。文殊東尾根は矢印を無視して直進します。

地図番号② 文殊東尾根入口

直進するとピンクのリボンがあります。右方向の斜面を登ります。

木と岩の殺風景な急登です。写真では分かりにくいですが、1m近い段差もあります。木の根の狭い平らな部分に足を乗せ、姿勢を低くし、手で根や石をつかみながらよじ登ります。はっきりした道がないので、安全な足運びを考えながら進みます。頭を使います。登山者も少ないので、怪我をすると大変です。安全第一でゆっくりと慎重に休憩を取りながら進みます。

15分ほど登ると、勾配は少し落ち着き、緑の野草が現れてきます。しかし、平坦な道はなく、ひたすら登ります。

地図番号③ 文殊東尾根終盤

登山道らしい道が現れてきます。

急登の終盤です。転法輪寺の神棚があります。

地図番号④ 文殊中尾根に合流

文殊中尾根の合流点です。写真左の細道が文殊中尾根ルートです。直進すると山頂方向です。

合流点にベンチがあります。思わず座ってしまう。ハードコースでした。

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まとめ

金剛山にはたくさんの登山ルートがあります。中には危険なルートもあります。ひとり登山を安全性で分類し、それらをまとめた記事です。お役に立てていただければ幸いです。

金剛山 ひとり登山 安全登山ルート紹介まとめ

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