金剛山登山ルート カタクリ尾根ルート(右側) カタクリに直行したいならこのルート
Last Updated on 2024年4月13日
![金剛山のカタクリ尾根ルートの取付点](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_016_ktkr.jpg)
大阪府と奈良県の県境にある日本二百名山の1つ金剛山。その金剛山の登山ルートを紹介します。
参考にしていただければ幸いです。
はじめに
登山中はスマホの電波が届かない場所が多いです。ですから、今ご覧になっているルート案内記事は登山前にダウンロードしておくことをお薦めします。そうすると登山中にオフラインで見ることができます。
本記事は2023年4月時点の記事になります。登山道は自然災害や規制などで様相が変化します。更新は随時行います
カタクリ尾根ルート(右)
早春に咲く紫色のカタクリに直行したいならこのルート。ルートの後半はカタクリが足元に咲いています。さらに、遊歩道から「四季の道」に行くと、カタクリの群生地があります。
分岐の多いルートです。百ヶ辻から入山し、念仏坂の途中に細尾谷ルートの取付きがあります。細尾谷ルートの取付きから滝の右側を登りしばらく歩くと分岐(地図番号⑥と地図番号⑥’)があります。今回の案内は地図番号⑥’(黄緑色)のコースで地図番号⑦の尾根に合流します。この尾根の脇にカタクリが咲いています。やがて遊歩道(地図番号⑧)に着きます。なお、遊歩道とは、山頂広場の転法輪寺から「ちはや園地」に続く車の通らないなだらかな土道です。草花や木々を楽しめる天空の散歩道です。途中、休憩場、ベンチ、水場はありません。
タクリ尾根ルート地図
![金剛山のカタクリ尾根ルート地図](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_016_ktkr_map.jpg)
カタクリ尾根ルートコースタイム参考値
標高差:450m
道のり:3.5km
時間:2時間20分(休憩なし)
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_016_ktkr_map2.jpg)
カタクリ尾根ルート(右)案内
地図番号⓪ 登山口
![金剛山の百ヶ辻登山口](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2023/10/botti_005_nnbt_0.jpg)
千早ロープウェイ前のバス停付近にも自動車の駐車場があります。百ヶ辻(もがつじ)の登山道入り口です。この先たくさんの登山道分岐があります。カタクリ尾根ルートは細尾谷根ルートの取付けから入山です。
地図番号① 文殊中尾根ルート取付け
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2023/12/botti_009_mnjn-11.jpg)
10分ほど登ると左側に文殊中尾根ルート取付けがあります。通過します。
地図番号② 寺谷ルート取付け
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2023/12/botti_010_trtn-11.jpg)
さらに5分ほど登ると左側に寺谷ルート取付けがあります。ここも通過します。
地図番号③ 馬の背・細尾谷・カタクリ・香南荘ルート取付け
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_016_ktkr_30.jpg)
さらに5分ほど登ると左側に滝のある細尾谷ルート取付けがあります。この取付けから入山します。滝の右側に登山道があります。ここを登るのですが、岩の上を歩くため滑らないように、備え付けのロープを利用しながら姿勢を低くして登ります。 滝の音を聞きながらとても気持ちのいい場所です。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_016_ktkr_35.jpg)
沢に沿って昇り進めます。途中この様な丸太橋を渡ると、間もなく馬の背ルートと細尾谷ルートの分岐点です。
地図番号④ 馬の背・細尾谷ルート分岐点
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_027_hso_40.jpg)
馬の背ルートと細尾谷ルートの分岐点です。Y字型になっています。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_027_hso_41.jpg)
左側へ行くと馬の背ルート。今回はこちらには行きません。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_027_hso_42.jpg)
右側は細尾谷ルート。丸太橋を渡ります。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_027_hso_43.jpg)
渡るとすぐにベンチと水場があります。一休憩。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_027_hso_45.jpg)
左に沢を見ながら緩やかに登ります。沢と登山道の高低差が少ないため、沢を渡ったり沿うように歩きます。
地図番号⑤ カタクリ尾根ルート分岐点
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_016_ktkr_50.jpg)
5分ほど歩くと木に「◎」のサインがされています。ここがカタクリ尾根、カタクリ谷の取付け点です。ここを右に90度曲って、沢を渡ります。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/02/botti_016_ktkr_52.jpg)
沢を渡ってすぐに分岐点があります。右側のルートは最初は緩やかで、最後に急登になります。左側のルートは段差のある木の根の階段を何度かよじ登り、最後は緩やかな尾根になります。どちらで行ってもこの先で合流します。今回は右側の案内です。
地図番号⑥’ カタクリ尾根(右側)ルート分岐点
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_60.jpg)
細い道ですが踏み跡に従って進みます。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_61.jpg)
苔むした倒木があります。またぎながら進みます。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_62.jpg)
分岐点があります。右に行くと行き止まりで堰堤のようです。夏場は草が生い茂っています。左の勾配のきつい坂道を進みます。夏はささで覆われていてわかりにくいですが、トレキングポールでささをよけながら足元を確認しながら進みましょう。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_63.jpg)
黒い堰堤が見えてきました。堰堤の左を進みます。谷には水は流れていません。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_65.jpg)
堰堤を2つ超えると分岐があります。少しわかりにくいですが行き過ごしてしまうかもしれません。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_66.jpg)
分岐をまっすぐに行ってしまっても大丈夫です。山頂には着きます。このような景色が見えたら行きすぎです。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_67.jpg)
分岐を左に進むと急なジグザグの登り道です。5分位で一気にカタクリの咲くカタクリ尾根に合流するのです。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_68.jpg)
登りきると細い木に赤色のペイントがされています。合流点です。地図番号⑦です。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_69.jpg)
合流点から振り返るとこんな感じです。
![](https://imakoko-planet.com/wp-content/uploads/2024/03/botti_017_ktkr_6A.jpg)
カタクリの花が出迎えてくれました。休憩しながら花を楽しみましょう。
これ以降のルート案内は下のリンクからどうぞ。
まとめ
金剛山にはたくさんの登山ルートがあります。中には危険なルートもあります。ひとり登山を安全性で分類し、それらをまとめた記事です。お役に立てていただければ幸いです。
“金剛山登山ルート カタクリ尾根ルート(右側) カタクリに直行したいならこのルート” に対して1件のコメントがあります。