月と金星が接近する日 次のデートはいつ?

細い月と金星の接近宇宙

Last Updated on 2024年2月28日

次回の待ち合わせは、2024年8月6日の日没後です。その日は細い月と金星が並んでくっついたように見え、誰でも簡単に楽しめる美しい風景が広がります。夕焼けや朝焼けとの調和も魅力的ですね。この天体同士の接近現象を「待ち合わせ」(英語ではランデブー)と呼び、その様子はまるでデートのようです。このような天文現象がいつ起こるのかを事前に知っておくことも、楽しみの一環です。
この記事では、未来に起こる細い月と金星の大接近に焦点を当て、その日程やメカニズムについて理解できるようにご紹介します。ぜひ参考にして、天空のロマンチックなデートをお楽しみください。

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月と金星が大接近する日 次のデートはいつ?

月と金星が接近する日を接近日表まとめました。「見かけの離角(度)」が小さいほど、より近づいて見えます。

接近日時間帯方角見かけの
離角(度)
月齢金星の
明るさ
位置
関係
備考
2024年1月9日朝方約7°26.9-4.0
 月
2024年2月8日朝方約7°27.4-4.0
低空で見つけにくい
2024年8月6日夕方西約5°2.0-3.9
 金
低空で見つけにくい
2024年9月5日夕方西約2°2.3-3.9
大接近
低空で見つけにくい
2024年10月6日夕方西約7°3.6-4.0月金
低空で見つけにくい
2024年11月5日夕方西約5°3.8-4.0月金
2024年12月5日夕方西約5°4.1-4.2月金
注意:本データは日本の東経135°北緯35°におけるシミュレーション値です。

・時間帯には「夕方」と「朝方」の2種類があります。「朝方」は日の出前に早起きをすれば見れます。
・等級は数字が小さいほど明るいです。-4等級は飛行機のヘッドライトの様な明るさです。
・月齢は夕方の三日月が3.0、上弦半月が7.5、満月が15.0、朝方の逆三日月は26.5、新月が0.0です。

接近日表から読み取れること

上記の接近日表から読み取れることをまとめました。

見えないときもある

1ヶ月に1回接近するという規則性が読み取れます。
その中で、2023年8月は金星が見えません。なぜでしょうか。2023年8月は金星が地球と太陽の間に位置し、太陽が眩しい為、みえません。もし地球と金星と太陽が一直線上に並んだ場合、「金星日面通過」という天文現象が起こります。「金星日面通過」は非常にまれな現象で、およそ百年に1回しか起きません 。次回は2117年12月10日起こります。

金星日面通過
太陽の右下の黒いほくろのようなものが金星(2012年6月6日 11:18:56)

また、2023年3月から7月は金星が見えません。なぜでしょうか。この期間中は太陽向こう側に金星が位置し、太陽が眩しい為、みえません。

見える時間帯にサイクルがある

夕方によく見える

夕方低空で見にくくなる

見えない(約1ヶ月)

朝方低空で見える

朝方によく見える

朝方低空でに見にくくなる

見えない(約4~5ヶ月)

夕方低空で見える

夕方によく見える

金星の明るさはさほど変化がない

人間の目で識別できる変化ではありません。

見かけの月と金星の離角は毎月異なる

特に離角が小さい場合を大接近といいます 。大接近の定義はないが、2.0°以下を本サイトでは大接近と呼称します。ちなみにアイキャッチ画像は2010年5月16日 19:56で離角は約0.5°です。

離角が0.25°以下になると「金星食」という 天文現象が起こります。金星が月の裏に隠れる現象です。「金星食」はまれな現象で、数十年に1回しか起きません 。次回は2063年5月31日に起こります。

金星食
月の下の方の光点が金星。月の裏に隠れる瞬間(2012年8月14日 2:44:17)

接近を見やすい月齢は3前後か26前後

夕方、西の空で接近を見やすい時期は月齢が3前後でしょう。
朝方、東の空で接近を見やすい時期は月齢が26前後でしょう。

過去データ 細い月と金星が接近した日

接近日時間帯方角見かけの
離角(度)
月齢金星の
明るさ
位置
関係
備考
2023年3月24日夕方西約1.5°2.7-4.0
大接近
沖縄では金星食
2023年4月23日夕方西約2.5°3.2-4.1
 月
2023年5月23日夕方西約2°3.7-4.2金月
大接近
2023年6月22日夕方西約3.5°4.2-4.4
2023年7月20日夕方西約7°2.7-4.4 月
低空で見つけにくい
2023年9月12日朝方約10°26.4-4.5月金
低空で見つけにくい
2023年10月11日朝方約7°25.7-4.5月金
2023年11月9日朝方約7°25.1-4.3
2023年11月10日朝方約6°26.1-4.3
2023年12月10日朝方約5°26.4-4.1
 月
注意:本データは日本の東経135°北緯35°におけるシミュレーション値です。

まとめ

細い月と金星の接近は美しく、誰でも簡単に見れる天文現象の1つです。月に一度の天体観測のサイクルに入れてみてはいかがでしょうか。

今後の接近の情報は随時追加していきたいと思います。

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