ペルセウス座流星群を楽しく見る7つのコツ 2026年
(2026年1月5日更新)

毎年夏休みのお盆の時期に ペルセウス座流星群についてのニュースが報道されます。流星とは流れ星のことです。空を見上げる、宇宙を感じるよい機会ですので、自分の目で空を見上げてもらいたいものです。
この記事ではペルセウス座流星群を楽しく見るコツを紹介します。参考にしていただければ幸いです。
ペルセウス座流星群を楽しく見る7つのコツ
今年2026年は新月で月あかりがなく観測条件は非常に良いです。望遠鏡や双眼鏡といった高価な機材は必要なく、自分の目で見ることができます。 ちょうどお盆休みの時期と重なるので、帰省や旅行とあわせて楽しむことができます。コツを知っているだけで、楽にたくさんの流星が見え、楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
楽しく見るコツとしては
- 流星群が活発な時間帯に見る
- 月明かりがない
- できるだけ暗い場所で見る
- 空が広く見える場所を選ぶ
- 根気よく流れるのを待つ
- 楽な姿勢で見る
- 老眼鏡ではなく運転用眼鏡をかける
です。それでは 1つずつ解説していきます。
流星群が活発な時間帯に見る
2026年。流星群が流れる最も活発な時間帯は8月13日明け方と予想されています。夏は日の出が早く、朝4時頃には空がだんだん明るくなってきます。流星群の放射点(ペルセウス座の方向)が日変わりぐらいに昇ってきます。つまり8月13日の0時~3時頃が最適ということになります。朝早起きが苦手な方は、8月12日の夜から夜更かしして見るということになるでしょうか。
ペルセウス座流星群は8月12~14日あたりを中心に、前後2~3日は活発に流れます。8月13日以外の日でも数は減りますが、見ることができます。
月明かりがない
2026年。月齢29.2(ほぼ新月)ですので条件は非常に良いでしょう。ちなみに、来年2027年は月齢10.7(半月過ぎ)ですので好条件でしょう。
できるだけ暗い場所で見る
人工の明かりが少ない場所に行きましょう。
試しに、街灯の真下に立って空を見上げてみてください。街灯がまぶしすぎて空が見にくいことに気付きます。少し街灯から離れると星が見えてきます。流星は月や太陽のように明るくないため、できるだけ街灯の少ない安全な場所で見るのが良いです。街中の公園などは安全ですが、保安上、街灯がたくさんあります。街から離れて、田舎の公園や駐車場に行くのがおすすめです。
空が広く見える場所を選ぶ
流星群はある特定の方向に見えるのではなく空全体どの方向にも現れます。そのため空が広く見える場所の方が見える確率が上がるということになります。高い建物や高い山や高い木があって空を塞いでいたとしたら、少しその場所から離れるか高い場所(例えば丘の上など)に移動しましょう。
根気よく流れるのを待つ
ペルセウス流星群は一般的に1時間あたり30~60個流れるとされています。平均すると2分あたり1つ~2つは流れることになります。実際は不定期に流れるので連続で2つ流れたり同時に流れたりもします。またその逆で、ちっとも流れない時間が数分続いたりします。明るい流星が流れるとも限りませんし、見ていた方向と逆方向で流れていたりします。
人間の目が暗さになじむまでに5分かかるといいます。少なくとも30分は流れるのを待ちましょう。待っている間はスマートフォンを見ないことです。一度スマートフォンの画面の光を見てしまうと、目が暗さに慣れるまでまた5分かかってしまうからです。流星を見る時は空を一点凝視しないで広い範囲を見渡すように見るようにしましょう。
楽な姿勢で見る
根気よく待つには立って空を見上げてると首が痛くなります。車にひかれない、野獣に襲われない安全な場所にマットなどのクッションを敷いて、防虫対策もした上で寝転がって空を見るのがおすすめです。また、地面に寝るのが嫌な方はリクライニングチェアや折畳み式ベッドを使うのもよいでしょう。
老眼鏡ではなく運転用眼鏡をかける
老眼鏡は近くの物ははっきり見えますが、遠くの物はぼやけてよく見えません。流星は遠いところを流れるので、遠くの景色がよく見える眼鏡をかけましょう。 例えば、自動車の運転に使っている眼鏡は視力 0.7以上となっているので、流星をはっきり見ることができます。眼鏡をかけない方が遠くの景色がよく見える場合は、眼鏡を外して見るようにしましょう。
さらに楽しく見る「心得」
流星群を楽しく見るコツを紹介しました。さらに楽しく見る「心得」を2つ紹介します。
下見(ロケハン)
1つ目は下見(ロケハン)です。
具体的にはどこで見るかを下見しておくことです。夜になってから場所を探すのは危険ですし、あたりも暗くてよくわかりません。昼間のうちに街灯の有無や障害物はないか、危険な箇所(がけ、水たまり、階段、突起物)がないか、トイレは近くにあるか、など周辺の環境を確認しましょう。怪我のないように安全性を重視しましょう。遠くの郊外に出かけるなら自動車の移動時間や持ち物をチェックしておきましょう。 現地が遠くて下見に行けない場合はGoogleMapの航空写真や光害地図で概ね下調べした後、早めに現地へ行って確認しましょう。
スマホライトの簡単な工作
2つ目はスマホライトの簡単な工作です。
夜ですのでスマートフォンのライトを点灯することがあると思います。その光は白色LEDで明るくまぶしく、自分や他の人にとって観測の邪魔になります。ですから、光を弱くするために目に優しい赤色のセロファンをライトの前に貼って、赤色LEDライトになるように工作しておきます。
スマートフォンに限らずLEDの懐中電灯にも赤色のセロファンを貼っていきましょう。赤いセロファンは100円ショップで売っています。
赤い光は最初暗いように思いますが、5分位暗いところにいると目が慣れて気にならなくなります。
流星を見る魅力
流星の輝きは一瞬。その出会いはあなたにとって本当に偶然の出来事。
「今ここ!」。
あなたは人間で脳があって色々思考する生命体。一方流星は宇宙の塵であり脳は持たず、何も考えない。ただただ宇宙の物理法則に従い、永い時間宇宙を漂い、たまたま地球の大気と接触し、エネルギーによって光り輝く。そして燃え尽きて無くなっていく。
今、その流星の光を見たとき、何かを感じませんか。
流星の一生のように、私たちは、その時その場所で一生懸命であれば良いのではと思いませんか。
ほかの流星群の紹介-2026年では
ペルセウス座流星群を紹介しました。
他にもふたご座流星群やしぶんぎ座流星群があります。
2026年では、12月。三大流星群の1つ、ふたご座流星群です。12月4日~12月17日の間。ピークは12月15日未明。今年は月が西の空に沈んでいるので流星が見やすい好条件です。
2027年では、1月。三大流星群の1つ、しぶんぎ座流星群。ピークは2027年1月4日の未明。細い月が夜明け前の昇ってきますので月の影響はなく好条件です。
まとめ
ペルセウス座流星群を楽しく見るコツを紹介しました。安全第一で観測場所や時間帯や持ち物をしっかり準備計画しましょう。後は根気よく流れるのを待ちましょう。
おまけコーナー
いかがだったでしょうか。
ペルセウス座流星群のニュースはマスコミやWEBで毎年のように取り挙げられています。個人的には「誰でも簡単に」「お手軽に」のように発信されているように思います。首都圏や大きな都市での観察はかなり厳しいのが現状です。流星は月のように明るくないため本格的な天体観測の部類に属すると思っています。だからといっていちいち夜に町を離れて出かけるのは面倒くさいものです。最近ではインターネット生中継番組があり、出かけなくても自宅で楽しむことができます。それでご覧になるのもよいと思います。たまたま郊外に住んでおられる方、旅行で街を離れたかたはぜひ生の空を見上げてみましょう。窓から空をのぞいても見えにくいです。部屋の電気を消すか、外に出て根気よく流れるのを待ちます。流星とあなたとの出会いは、「一期一会」と思っています。当日、晴れることを期待しています。
ありがとうございました。


