PC9801MML言語でチャイコフスキー作曲 交響曲第6番「悲愴」第4楽章を演奏してみた
(2024年2月28日更新)
ロシアの作曲家チャイコフスキー。 6つのシンフォニー(交響曲)の中から交響曲第6番「悲愴」第4楽章をPC9801のMML言語でコーディングして演奏してみました。
交響曲第6番「悲愴」第4楽章
第4楽章の中間部。3/4拍子の悲しげなバイオリンのメロディ。シンコペーションでリズムを刻むホルン。感動的で頭から離れないメロディーです。
MML言語で演奏してみると、荒いですね。電子共鳴が原因なのか分かりませんが、雑音がプチプチと入り、楽器の音色設定を変えた時はポンと大きな雑音が入る。ハードウェアの設計上、仕方がないこととして受け流します。楽曲のテンポの揺れと音量を細かく指定して、仕上げました。
音源とMMLデータを公開いたします。なお、音源は1990年ぐらいのものですので、音質がよくありませんのでご勘弁を。
音源
それでは 聴いてみましょう。チャイコフスキー作曲。交響曲第6番「悲愴」第4楽章。演奏はPC-9801RA。
MMLデータ
FM音源3声を使用してます。1行目はヘッダですので、実際の音楽データは2行目以降になります。
いろいろな音色を使ってます。
・@7 「フルート」
・@25 「高音域の弦楽器」
・@28 「丸みを持ったエレクトリックピアノ」
・@57 「ホルン」
・@68 「フルート」+「ハープ」
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まとめ
テンポや音量の指定は面倒ですが、その代わりに自由度があります。
音楽を言語化表現できる言語がMMLです。
こんな感じで、ほかのオリジナル作品やプログラムしたものなど、ソースを公開していきます。