金剛山 下山ルートまちがいに注意
(2025年10月22日更新)

金剛山は豊富な登山ルートと「回数登山」で知られる関西屈指の人気の山です。関西にお住まいの方なら、一度はその名前を耳にされたことがあるのではないでしょうか。特に土日には、山頂の国見広場周辺に多くの登山者が集まりにぎわいを見せています。その中には「自分がどの登山口から登ってきたのか分からない」と地図を眺めている方や、「下山したら違う場所に出てしまった」と駐車場までの行き方を探しているという方の姿を見かけます。
この記事では、山頂に設置されている案内図をもとに、それぞれの道がどの登山口へつながっているのかを分かりやすく解説します。初めて金剛山を訪れる方や、下山ルートで迷いたくない方にとって参考になれば幸いです。
| この記事でわかること |
|---|
| ・金剛山山頂の建物と下山ルートがわかる ・それぞれの下山ルートがどこの登山口につながっているかがわかる |
金剛山 下山ルート
金剛山山頂にはこのような案内板があります。模式図で書いてあるため、方向や距離は正確ではありません。実際下山方向に歩いていくと道標があり、方向を確認することができます。ただ、全体を俯瞰した正確な地図はありません。

金剛山山頂の地図
地図は国土地理院(ヤマレコの地図)です。
金剛山頂山の国見広場を中心に下山ルートを記載しました。なお、危険な下山道ルートは地図に記載していません。地図上の地図番号は下山ルートの入口です。下山ルートは複数あって、途中で合流する物もあります。
下山ルートを下りきった所にある登山口の名称(水色四角枠)を示しています。バスの絵は登山口すぐのところにバス停があります。

| 地図番号 | 下山ルート | 下山ルートの大まかな場所 | 登山口名前 |
|---|---|---|---|
| ① | 千早本道 | 捺印所正面の下り坂から階段 | 千早 |
| ② | 千早本道 | 遊具(ブランコ、鉄棒)のある土の道 | 千早 |
| ③ | 松の木 タカハタ | 国見広場から一段下がった広場下の奥の土の道 | 千早 |
| ④ | 文殊中尾根 寺谷 馬の背 細尾谷 | 鳥居のある坂を登りまっすぐ土の道 | 伏見峠口 |
| 文殊中尾根 | 馬場の水場 | ||
| ⑤ | 伏見峠(念仏坂) | 鳥居のある坂を登り左のコンクリートの坂道 | 伏見峠口 |
| ダイトレ | 水越峠 | ||
| 郵便道 | 高天彦神社 | ||
| 天ヶ滝 | 井手口広場 | ||
| ⑥ | ガンドバコバ 狼谷 狼尾根 太尾東尾根 | 売店の右の土の階段道 | 水越峠 |
| 太尾西尾根 | 青崩トイレ | ||
| ⑦ | 青崩道 | 売店の右の土の階段道 | 青崩トイレ |
| 水分道 | 森屋 |
①②千早本道
捺印所の前の坂からも下山できますし、遊具(ブランコ)の先の道からも下山できます。
①は捺印所正面の下り坂を5mほど下りて、左の階段が下山ルートです。道標があります。



②は200回登拝者の大看板の前を通て行くとあずまやが見えます。その先の階段が下山ルートです。

両方とも9合目で合流します。その先を進んでいくと千早の登山口に到着します。ここには南海バスと金剛ふるさとバスの停留所があります。
③松の木
景色の良い国見広場から階段で下がったところにも広場があります。その広場の奥に土の道があります。

④文殊中尾根
転法輪寺を正面にして右手にある鳥居をくぐり、7mほどコンクリートの坂を上ります。分岐で右側に平坦な土道の方向に行きます。


⑤伏見峠(念仏坂)・ダイトレ
転法輪寺を正面にして右手にある鳥居をくぐり、7mほどコンクリートの坂を上ります。分岐で左側に少し急なコンクリートの坂道の方向に行きます。


ガンドバコバ⑥
売店右横の細い道に入ります。少し階段上り十字路は直進。「赤坂町石道」の左方向に行きます。さらに先の分岐を直進(大日岳・六道の道・太尾根方面)に行きます。




青崩道⑦
売店右横の細い道に入ります。少し階段上り十字路は直進。「赤坂町石道」の左方向に行きます。さらに先の分岐を直進(セト方面)に行きます。




ダイトレ
⑤伏見峠(念仏坂)と同じです。途中の一の鳥居にある分岐を左にくだるとダイトレです。




まっ直ぐ進むと伏見峠方面。この先にちはや園地があります。下山するとバス停「金剛山(伏見峠口)」です。

左に曲がるとダイトレ。さらにこの先分岐があります。

分岐の左ががるとダイトレ。階段を下りる道は郵便道ルート(奈良県側に下山)
通行止めの下山ルート
豪雨によるがけ崩れで現在通行禁止の道を紹介します。

山頂国見広場の大阪側にある道。かつてはセト方向に行ける道でした。2023年の豪雨で通れなくなりました。

葛城神社裏のバイパス道です。写真は山頂側から見たもの。

葛城神社裏のバイパス道です。写真は裏参道側から見たもの。
まとめ
金剛山は勝手道も含め登山道が多いことで有名です。そのため山頂にはたくさんの下山ルートが密集している状態になっています。下山ルートを間違えないようにしましょう。
おまけコーナー
いかがだったでしょうか。
下山ルートは別々でも途中で合流していたり、逆に下山ルートの途中で分岐があるパターンがあります。登山の基本は「登った道をピストンで帰る」というものが一般的ですが、場合によっては周遊してスタート地点に戻るということも可能です。金剛山の定番の周遊コースは
・千早本道から登って、伏見峠(念仏坂)で降りる
・伏見峠(念仏坂)から登って、千早本道で降りる
があります。登山回数を重ねるごとに登山道と下山ルートの関係がリアルに分かってくると思います。
ありがとうございました。


