金剛山 トイレ事情 2026年
(2026年2月8日更新)

日本で2番目に登山者数が多いと言われている金剛山。その魅力のひとつは、大都市・大阪から近く、交通アクセスが良いことです。気軽に日帰り登山ができる山として、多くの人に親しまれています。しかし、山麓の駐車場から山頂までは片道およそ90分。自然豊かな山であるがゆえに、登山道によっては途中にトイレはありません。特に冬場は気温の低下によってトイレが近くなりやすく、出発前に済ませておくことが大切になります。初めて訪れる方にとっては、「どこにトイレがあるのか」といった点が気になるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、金剛山の各登山道周辺にあるトイレの場所を分かりやすく解説します。安心して山行を楽しむための準備として、ぜひ計画づくりの参考にしていただければ幸いです。なおこの情報は2026年1月時点の情報です。
| この記事でわかること |
|---|
| ・初めての方向け登山ルート別のトイレの場所がわかる ・登山前や下山前にトイレを済ませておく方が良い理由がわかる ・金剛山のトイレの仕組みがわかる |
金剛山 トイレ事情
人気の山だけにトイレは整備清掃がされています。使用料は無料ですが、募金箱があります。男性・女性に分かれています。
金剛山には全部で11個のトイレがあります。山麓に5つ、途中に5つ(1つ使用禁止)、山頂に1つです。山頂にある転法輪寺と葛城神社にはトイレはありません。
おすすめルートとトイレ
金剛山への推奨登山ルートは「千早本道」と「伏見峠(念仏坂)ルート」です。登山者も多いためでしょうか、トイレが設置されています。
千早本道

山麓の駐車場付近にトイレが2つあります。5合目のボックス型のトイレが1つあります。山頂に循環式トイレが1つあります。

①パス停「金剛登山口(千早本道口)」のすぐ近くにある。通称ここぜトイレ。

②千早本道の入り口(金剛山 山の豆腐)に行く道にあります。豊田駐車場と隣接しています。

③千早本道5合目の簡易トイレです。

④山頂の捺印場の前にあるトイレです。
伏見峠(念仏坂)ルート

山麓の駐車場付近にトイレは2があります。山頂付近のちはや園地にトイレが4つあります。登山道わきに1つ、キャンプ場内に1つ、「ちはや星と自然のミュージアム」に1つあります。あともう1つはロープウェイ山頂駅の近くに1つありますが、現在は使用禁止です。

⑤バス停「金剛山(伏見峠口)」のロータリーに隣接しています。登山靴の洗い場、ベンチがあります。すぐ正面に伏見峠(念仏坂)ルートが見えます。

⑥大阪府立金剛登山道駐車場の中にあるトイレです。自動販売機、登山靴の洗い場、ベンチがあります。ゲートと反対側の階段を降りると伏見峠(念仏坂)ルートです。

⑦ちはや園地のキャンプ場に隣接するトイレです。写真のトイレ以外にもう1ヵ所、坂を登りきった芝生広場の近くにもあります。

⑦「ちはや星と自然のミュージアム」の中にトイレがあります。自然についていろいろ展示がありますので立寄ってみてはいかがでしょうか。

⑧今は無きロープウェイ山頂駅の近くにあり、現在使用中止です。
ダイヤモンドトレールのルート

山麓の駐車場付近にトイレは1つあります。水越峠公衆トイレです。

⑨大阪側から水越峠トンネルの手前にあります。登山靴の洗い場、駐輪場があります。トイレの裏に青崩道ルート、道を先に進むとダイヤモンドトレールがあります。
登山前や下山前にトイレを済ませておく方が良い理由
一般的な登山前や下山前にトイレを済ませておく方が良い理由を3つ挙げます。
- 途中でしたくなったら気持ちが落ち着かない
- トイレのある所まで急き慌てるため転倒のリスクが高まる
- そこらじゅうにすると環境汚染につながる
山のトイレの注意点

金剛山のトイレの仕組み
金剛山のトイレは循環式です。街のトイレのように下水道に流すということはなく、ろ過分解して再利用していますので、正しく使いましょう。
例えば、カップラーメンの汁や料理で余った残り汁をトイレに流さない。なぜなら残り汁に含まれる油やタンパク質や炭水化物はろ過分解できないからです。さらにカップラーメンの食べ残しを流すとトイレの故障にもつながります。またトイレのメンテナンスには多額の維持費が掛かります。街と同じ感覚で使わない、山の上は街とは事情が違うということを理解しましょう。
水も無限にあるわけでもありませんので大切に使いましょう。
金剛山のトイレに感謝する
山のトイレの仕組みを理解すると感謝の気持ちが湧いてきませんか。北アルプスの高山ではトイレチップを入れて利用するのが常識になっています。あるいはトイレチップを入れずに使った場合、警告音が鳴るトイレもあるぐらいです。金剛山は低山ではありますが同じ考え方です。
トイレの前にトイレ募金があります。少しでもトイレのメンテナンスに役立てればと思いませんか。その気持ちを少しでも募金という形で表現しましょう。
まとめ
金剛山には全部で11個のトイレがあります。山麓に5つ、途中に5つ(1つ使用禁止)、山頂に1つです。トイレのメンテナンスには多額の維持費が掛かります。山のトイレに感謝しありがたく使いましょう。
おまけコーナー
いかがだったでしょうか。
登山を始めた頃は山にトイレがあるのは当たり前だと思っていました。完全に街や観光地と同じ考えでした。何度も登っているのと、「この汚水はどうやって街に運んでいるのだろう」とふと疑問になり調べたところ、ろ過循環していると知りました。そして維持費がかかることを知りました。その額に驚きました。
また、人間の落とし物や料理の残り汁は土に染み込んでいくのですが、土の中にありいない化学物質や油脂や酸が含まれるわけで、生態系に影響を与えることを知りました。こういった知識があるのとないのとでは、登山者の行動が変わってくるのだろうなと改めて思いました。
ありがとうございました。

