金星と木星の最接近 いつ起こるかチェックしよう

(2026年6月16日更新)

金星と木星が接近する日

ふと夜空を見上げたとき、ひときわ明るい星が2つ並んで輝いている光景に出会ったことはありませんか。その正体は恒星ではなく、太陽系の惑星である金星と木星かもしれません。2028年11月10日、この2つの惑星が夜空で最接近します。最接近の日に向けて、金星と木星は日ごとに距離を縮め、まるで引き寄せられるように近づいて見えます。そして最接近を過ぎると、今度は少しずつ離れていきます。その変化を毎日観察できるのも、この天文現象の大きな魅力です。
この記事では、金星と木星の接近がいつ見られるのか、そしてなぜそのような現象が起こるのかを分かりやすく解説します。天文学の面白さに触れながら、ぜひ夜空を見上げるきっかけにしていただければ幸いです。

この記事でわかること
・金星と木星の最接近がいつ起こるかがわかる
・地味ではあるが珍しい現象であることがわかる
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金星と木星の最接近 いつ起こるか

金星と木星が接近する天文現象を「金星と木星のランデブー」と呼びます。地球と金星と木星が直線状に並ぶため、このように見えます。最接近する日付とデータを一覧に示します。

今後の金星と木星のランデブー

接近日高度離角備考
2027年8月26日18:37西2.2°0.9°太陽の方向
見えない
2028年11月10日6:2929.3°0.6°
2029年9月7日18:20西19.0°1.7°
2040年9月2日18:27西12.9°0.7°惑星パレード
注意:本データは日本の東経135°北緯35°におけるシミュレーション値です。高度は日没時、日出時の値です。

過去のデータ

過去データ一覧です。2026年6月9日は全国的に雨でした。

接近日離角高度備考
2026年6月9日19:18西0.65°29.1°

金星と木星の最接近 魅力は何か

魅力を3つ挙げてみました。

  • 見た目が美しい
  • 珍しい現象
  • 惑星の軌道を想像できる

見た目が美しい

惑星の中で1番明るい金星と2番目に明るい木星が並んで見えるため「美しい」「きれい」と感じますね。金星は明るく約-4.0等星、木星は約-1.7等星で明るさの差は約10倍です。天体望遠鏡がなくても目で楽しむことができます。

珍しい現象

おおよそ1年に1回程度最接近します。ただしいつも見えるとは限りません。例えば2027年8月26日は金星と木星が太陽の方向にあるため、まぶしさで見ることができません。また、見かけの高さ、接近具合(離角)、方角が毎回違います。

惑星の軌道を想像できる

金星や木星は惑星と呼ばれます。惑星は太陽の周りをまわる地球と同じ兄弟星です。
これは2040年10月頃の太陽をまわる惑星の位置と軌道とベクトルを表現したものです。水星と金星は太陽中心の円軌道を描きます。木星をはじめとする外惑星(火星、土星、天王星、海王星)は黄道に沿った軌道を描きます。木星が太陽の位置に戻ってくるまで約13ヶ月(約1年1ヶ月)かかります。木星が太陽付近に見える時に、金星がどの位置にあるかで最接近の日が決まります。

金星と木星が接近する日
(C)AstroArts
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まとめ

次回は2028年11月10日夜明け前、金星と木星が東の空で最接近します。

おまけコーナー

いかがだったでしょうか。
金星と木星が接近する天文現象(金星と木星のランデブーと呼びます)について、どれぐらいの頻度でいつ起こるのかを知りたいと思い、ネットで調べましたが情報が得られませんでした。そこで、自分用に調べ、その内容を公開することにしました。
金星と木星のランデブーは
・日食や月食ほど派手ではない
・金星太陽面通過のような超レアな現象ではない
・彗星のような話題性のあるものでない
・小惑星による恒星掩蔽ほどニッチでない
・月と金星のランデブーのようにより神秘的ではないし、毎月起こるわけでもない
ということで、やや地味で中途半端な天文現象であるように思います。
逆に、金星と木星のランデブーは
・最接近の前後1週間ぐらい接近と離脱を観測できる
という点では惑星の運動や軌跡を体感できる学習素材になると感じています。
意見などございましたらコメントに投稿お願いします。ありがとうございました。

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