笑いが止まらない。MML言語@16で展覧会の絵「プロムナード」
(2025年3月26日更新)

MML言語で記述したムソルグスキーの「展覧会の絵」冒頭の有名な「プロムナード」を@16に設定してPC9801で演奏してみた 。
MML言語の@について
MML言語には様々な文法がありますが、@は音色を指定することができます。
例えば
PLAY "@46c"
と書けば音色は「ハープシコード」でドの音が演奏されます。
サウンドボードはNEC製「9801-26K」で81個の音色が定義されています。

音色といっても
・楽器の音色
・効果音的なもの
があります。
同じ楽器で異なる@番号があります。
例えばフルートでも違う音色がします。
展覧会の絵「プロムナード」
音色@16は「UFO が飛んでいるような効果音」です。
効果音としての音色をあえて楽曲に使ってみた例です。
音源とMMLデータを公開いたします。
なお、30年前のものですので、音質はよくありませんのでご勘弁。
音源
それでは 聴き比べてみましょう。
ムソルグスキー作曲。組曲「展覧会の絵」より「プロムナード」 。
演奏はPC-9801RA。指揮はグリーゼ。
なお、音量がかなり大きくなっています。
音量を最小にしてから再生してください。
何度も聞いていると気分が悪くなる場合がありますので、1日に2回までとしてください。
音色@46 ハープシコード バージョン
音色@16 UFO が飛んでいるような効果音 バージョン
MMLデータ
"0302","展覧会の絵",25,3,0 "MB@16@V110Z0,3 Q7O4L4GFA+O5Q8C8F8D","MB@16@V110Z0,3 RRRRR","MB@16@V110Z0,3 RRRRR" "C8F8DO4B-O5Q7CO4GF","RRRRRR","RRRRRR" "O4L4GFA+O5C8F8D","O4L4DCDAA","O3L4B-AB-O4CF" "C8F8DO4B-O5CO4GF","O4L4AB-GGCC","O4L4CFDEO3GA" "FGDF8G8C","RRRRR","RRRRR" "G8A8FO5FDC8O4B-8F","RRFFFF","RRO3L4FB-GF" "O4L4FGDF8G8E-","RRRRR","RRRRR" "O4L4B-8O5C8O4A-O5A-FE-8D-8O4A-","RRA-A-A-A-","RRO3L4A-O4D-O3B-A-" "O4L4A-B-A-B-8O5C8E-8O4B-8A-","O3L4A-B-A-B-8O4C8E-8O3B-8A-","O2L4G-2FG-G-O3A-" "O5L8D-E-FA-G-FE-G-FD-E-4","O4L8A-O5CD-O4A-O5E-D-CO4G-O5D-O4D-O5C4","O3L8FE-D-4E-FA-4B-4A-4" "O4L4A-B-A-L8B-O5CE-O4B-","O3L4A-B-A-L8B-O4CE-O3B-","O2G-2L4FG-G-8R8" "O5L4CDCL8DFGDL4C","O2B-2L4AB-B-O3B-","O2B-2L4AB-B-O3B-" "O5L8FGAO6CO5B-AGB-AFG4","O5L8CEFR8GFER8FR8E4","O3L8AGF4GAO4C4D4C4" "O5L4A8E8FADAD","O5L4CDCO4B-O5CO4B-","O3L4AB-FGFG" "O5L4F8C8DFDF8C8D","O4AB-AB-AB-","O3L4DGDGDG" "O5L4CO4AB-O5CO4AB-8O5D8","O4G8E8FFG8E8FF","O3L4CFGCFG" "O5L4CO4AO5CFL8E-DCO4B-","O4GFGRL8B-R8AF","O3L4CO2FO3CO2FGA8B-8" "O5L4CDFG8B-8FG","O4L4FFO5CE-8R8O4FG","O2L4AB-AGFG" "O5L4FL8E-DCO4B-L4O5CDF","O4L4FL8B-R8AFL4FFO5C","O2L4FGA8B-8AB-A" "O5L4G8B-8FGFO4GF","O5E-8R8O4FGFO3GF","O2L4GFGFO3GF" "O5L4G8B-8FGFO4GF","O5E8R8O4FGFE-C","O2L4GFGFO3GF" "O5L4G8B-8FGFO4GF","O5E8R8O4FGFE-C","O3L4CO2FGFO3E-F" "O4L4B-O5C8F8DC8F8DO4B-","O4FA8R8B-A8R8B-F","O3DCO2B-AGO3G" "O5L4CO4GFGFB-","O4GECDCD","O3L4CEFO2B-AG" "O5L4C8F8DO4B-O5E-CO4B-","O4A8R8B-GO5CO4AF","O2L4FB-O3GCFB-"
1行目は自作プログラムで使用しているヘッダデータのため無視してください。
2行目以降がMMLデータです。
まとめ
楽器で演奏する部分を効果音に入れ替えてしまうという発想でした。
MML言語ではこれが容易にできますので紹介をしました。
こんな感じで、ほかのオリジナル作品やプログラムしたものなど、ソースを公開していきます。